

ラスボス(07番)はブルベ専用だと思うと、イエベのあなたが3,000円近く損します。
KATEリップモンスター07「ラスボス」は、ケイト公式が「品格ある色気をまとったくすみ系ローズレッド」と表現するカラーです。一見すると深みのある赤リップで、ハードルが高そうに感じる方も多いはず。でも実際に使ってみると、くすみ感が絶妙にやわらかく、ただの「強い赤」とは一線を画す仕上がりになっています。
発色の特徴としては「高発色なのに派手すぎない」という点が挙げられます。リップモンスターシリーズ全体の特長である「唇から蒸発する水分を活用して密着ジェル膜に変化する独自技術」により、塗りたての色が長時間持続します。飲み物を飲んでもカップにほとんど色移りしない、という点はユーザーから特に高く評価されています。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 色番・カラー名 | 07 ラスボス |
| カラー系統 | くすみ系ローズレッド |
| 質感 | ほどよくマット寄り・控えめなツヤ感 |
| 色持ち技術 | 密着ジェル膜(水分反応型) |
| 内容量 | 3g |
| 定価 | 1,540円(税込) |
| 主なおすすめパーソナルカラー | ブルベ夏・ブルベ冬・イエベ秋(イエベ春も可) |
ツヤ感は控えめながら保湿成分も含まれており、乾燥しにくい点も◎。つまり「見た目が強そう・実は優しい」という、まさにラスボスらしい二面性を持つリップです。
漫画を描く人の視点からも注目したいのが、この「くすみ系ローズレッド」という色の性質です。くすみカラーとは彩度を少し落とした色合いで、鮮やかすぎずグレーにも近くないという絶妙なゾーンに位置します。キャラクターの唇色を設定するとき、「ただの赤」よりも「くすみ赤」の方がリアリティが増して説得力のあるキャラになりやすい、というのは多くのイラストレーターが経験していることです。
ラスボスが「ブルベ専用」と思われがちな最大の理由は、カラーチャート上で「青み寄り・明るめ」のエリアに位置していることです。これはブルベ夏のゾーンに近く、ブルベ向けという印象が先行しやすい。でもそれは早とちりです。
各パーソナルカラーとラスボスの相性を整理してみましょう。
つまり結論はシンプルです。ラスボスはブルベ・イエベ問わず似合う万能色と言えます。
漫画を描く立場からこれを読み解くと、非常に示唆に富んだ情報です。パーソナルカラーとは「アンダートーン(肌の下にある色味)」が黄み系か青み系かで分類されます。ブルーベース(ブルベ)の肌はピンク〜青みがかった透明感があり、イエローベース(イエベ)の肌は黄み〜オレンジ系の温かみがある。
ラスボスのくすみローズレッドが「どちらの肌にも馴染む」のは、彩度のコントロールが絶妙だからです。鮮やかすぎないくすみ感が、黄み肌でも青み肌でも「浮かない」土台を作っているわけです。
参考リンク(パーソナルカラーの基本的な分類と漫画・イラストへの応用)。
イラストの肌の描き方!基礎知識〜色選びまでやさしく解説(egaco)
「ラスボス」という名前のリップが存在する、ということ自体、漫画を描く人にとっては面白いヒントを含んでいます。強く・妖艶で・知的な雰囲気を持つキャラクターに、くすみ系ローズレッドを口元に配置する。それだけで一気に「強キャラ感」が増す、というのはイラスト・漫画の世界でも共通する視覚的な法則です。
実際のコスメとしてのラスボスの発色を見てみると、「派手すぎず深みがある赤」「血色感と大人の余裕を両立」という言葉が頻出します。漫画の配色で言えば、彩度を少し落とした暗めの赤(HV系:H0〜10付近・S40〜60・V50〜70あたりのくすみ系) というイメージです。鮮やかな純赤(S100・V100)ではなく、少しグレーを混ぜ込んだような色味です。
キャラクターの印象と唇色の関係についてまとめると、以下のようになります。
漫画やイラストでキャラクターの口元の色を選ぶ際に「なんとなく赤」としてしまうと、どのキャラも同じ印象になってしまいます。ラスボス系のくすみローズを知っておくだけで、キャラの色の引き出しが確実に増えます。これは使えそうです。
さらに重要な視点として、パーソナルカラー理論はキャラデザインにも応用できます。イエローベースの肌(温かみのある金色っぽい肌)を持つキャラには、コーラル・オレンジ・テラコッタ系のリップが視覚的に自然になじみます。一方でブルーベースの肌(ピンクがかった青白い肌)を持つキャラには、ローズ・モーヴ・深紅といった青み系リップが馴染む。これが「浮かない」配色の基礎です。
「ラスボスを試したけど、なんか浮いた気がした」という感想は珍しくありません。ただ、その原因の多くは色そのものよりも塗り方とメイク全体のバランスにあります。
似合わないと感じやすい状況は、主に次の3パターンです。
この3つのどれかに該当するのであれば、解決策は明確です。
💡 おすすめの塗り方テクニック3選:
ティッシュオフも有効な手段です。一度ティッシュに軽く当てて余分な色を落とすと、ほんのりローズがかったリップとして仕上がり、使いやすくなります。
漫画キャラのデザインで「強すぎるリップ色を調整したい」というケースにもそのまま応用できます。彩度を落とす(くすみを足す)か、明度を少し上げる(淡くする)だけで、同じ色相でも印象がまるで変わります。キャラの格に合わせて色の濃さを意識的に操作する、という発想はイラスト制作においても非常に実用的です。塗り方のコツが条件です。
参考リンク(リップモンスター07ラスボスの各パーソナルカラー別口コミまとめ)。
リップモンスターのラスボスが似合う人・似合わない人は?ブルベ夏・冬、イエベ春・秋ごとに口コミを紹介
漫画を描く人がリップモンスター07「ラスボス」から学べる最も大切なことは、「くすみ感のある色は、ベースカラーを選ばずに馴染む」という配色の原則です。
パーソナルカラー理論のイエベ・ブルベ分類をキャラクターデザインに応用すると、次のような実用的な視点になります。
ではラスボス(くすみローズレッド)はどちらに属するか。実際の口コミを見ると、両方に使えると評判です。その理由は「くすみ感=彩度の低さ」が、どちらのベースカラーとも馴染む緩衝材として機能しているからです。高彩度の純色は色相の違いが際立ちやすいですが、彩度を落とすとグレーに近づき、黄みと青みの差が目立ちにくくなります。
キャラクターデザインで「70:25:5の配色法則」を意識している方なら、唇色はアクセントカラーの5%に当たることが多いですよね。この5%部分に使う色の彩度を少し落とすだけで、キャラ全体の配色の完成度がぐっと上がります。鮮やかな純色よりもくすみカラーの方が「まとまって見える」という感覚は、ラスボスの口コミからも読み取れます。意外ですね。
具体的な色設定の例:
| キャラタイプ | 肌色イメージ | おすすめリップ系統 | ラスボス系との相性 |
|---|---|---|---|
| クール系ラスボス | 青白い・ブルーベース | くすみローズレッド | ◎ 最適 |
| 貴族令嬢・悪役 | 白磁肌・ピンク寄り | 深みあるローズ | ◎ 最適 |
| 大人の女性ヒロイン | 自然な肌・イエベ系 | くすみローズ(薄め) | ○ 薄塗りで可 |
| 元気なヒロイン | 健康的・イエローベース | コーラル・オレンジ系 | △ 少し浮く可能性あり |
| ミステリアス系 | 暗め・くすみ系 | ダークローズ・ボルドー | ○ 重ね塗りで深みを追加 |
漫画のキャラクターに現実の「リップモンスター 07 ラスボス」のような実在するカラーをデジタルツールでスポイトして参考にしてみる、というのは意外と実践的なアプローチです。実在のコスメには「実際に人肌に映えるように計算された色」が詰まっており、それをキャラクターに適用することで説得力のある色使いに近づけられます。
参考リンク(パーソナルカラーとコスメの色選びの詳細記事)。
ケイト「リップモンスター」ブルベ夏/冬・イエベ春/秋のおすすめ色比較(fashion press)