

実は、ピグマを100均で探すと1時間以上ムダにします。
漫画やイラストを始めようとしたとき、最初につまずきやすいのが「ピグマってどこに売ってるの?」という壁です。普通の文房具売り場をいくら探しても見つからず、結局あきらめてしまう人も少なくありません。結論から言うと、ピグマは専門性の高い売り場に置かれていることが多く、購入場所を絞って探すのが正解です。
以下に、実店舗でピグマが購入できる主な場所をまとめます。
| 販売店 | 売り場の場所 | 確実さ |
|---|---|---|
| 世界堂などの画材専門店 | ミリペン・製図用品コーナー | ◎ |
| アニメイト(大型店) | 画材・コピック用品コーナー | ◎ |
| ハンズ・Loft | 文具売り場の筆記具コーナー | ○(店舗による) |
| ヨドバシカメラ | 文具・画材コーナー | ○ |
| イオン(大型店) | 事務・文具用品コーナー | △(店舗による) |
| カインズなどのホームセンター | 文具コーナー | △(店舗による) |
世界堂は、漫画・イラスト用品が充実した画材専門店の代表格です。ピグマの全種類(003〜3、ブラッシュ、ファインなど13種類)をまとめて揃えられる点が大きな強みで、初めて購入する場合でも迷わず選べる環境が整っています。大型店舗なら試し書きコーナーが設置されていることもあります。
アニメイトはもともとアニメ・漫画グッズのショップですが、大型店舗には画材コーナーが設置されており、コピック用品と並んでピグマが置かれているケースが多いです。漫画を描く目的でわざわざアニメイトに行く人も多く、在庫が比較的安定しています。ハンズやLoftは文具売り場のサイズに左右されるため、大型店を選ぶと見つけやすいです。
重要な注意点が1つあります。ダイソー・セリア・キャンドゥなどの100円ショップには、ピグマは販売されていません。100均に独自のミリペンはありますが、ピグマブランドは取り扱いなしです。「近所の100均で済ませよう」と考えると、複数店舗を回る時間的ロスが生まれます。最初から画材店・アニメイト・ハンズを優先して探すのが原則です。
参考:ピグマが販売されている主な場所の詳細な情報(ドコナノサ)
ピグマペンはどこに売ってる?画材店やLoft - ドコナノサ
実店舗で見つからないと、何店舗も回る羽目になり、交通費や時間がかかります。特にピグマは「近くの文房具店では取り扱っていない」というケースが増えており、通販を最初から選択肢に入れておくことが合理的です。
Amazonや楽天市場では、1本単位からの購入が可能です。Amazonでの参考価格は1本あたり約220〜440円前後で、5本セット(ESDK-5#49)であれば1本あたり約178円と割安になります。まとめ買いほど単価が下がる仕組みです。
通販での購入を検討している場合、世界堂のオンラインショップも選択肢の一つです。画材の専門店ならではの品揃えで、ピグマ以外の漫画用品もまとめて揃えられます。ヨドバシ.comはゴールドポイントが貯まる上、無料配送に対応しているため、コスト面でも優れています。
通販が最もコストパフォーマンスに優れているというのが基本です。もし複数の太さを試したいのであれば、セット買いで揃えるのが効率的です。店舗在庫はタイミングによって欠品することもありますが、通販では在庫が安定しているという利点もあります。
参考:世界堂オンラインショップでのピグマの購入
サクラ ピグマ - 世界堂オンラインショップ
ピグマには003から3まで11種類の太さがあり、さらにブラッシュ(筆タイプ)とファイン(強弱つけやすいタイプ)を合わせると全13種類が展開されています。太さの数字は筆記線幅の実寸を直接表すものではありませんが、数字が小さいほど細い線になる目安として使えます。
つまり、用途に合わせて複数の太さを使い分けるのが正解です。
漫画を描く際の太さ別の使い分けは以下の通りです。
漫画制作の作業効率を上げたいなら「ファイン」も検討する価値があります。「ファイン」はペン先にしなやかさがあり、1本で線の強弱がつけられます。プロの現場でも「01・02・03の3本を使い分けていた時代よりも、ファイン1本で作業時間が大幅に短縮できた」という声があります。これは使えそうです。
初心者が最初にそろえる場合、003・005・ファイン・ブラッシュの4本が最低限のスタートセットになります。この組み合わせで顔の細部から主線、ベタ塗りまでひと通り対応できます。
参考:プロの漫画家・木崎アオコ先生によるピグマの太さ別使い方解説(サクラクレパス公式)
プロの漫画家も愛用するミリペン(ピグマ)とは?|SAKURA PRESS
漫画やイラストを描く際、主線を入れてからコピックや水彩絵の具で色を塗るという工程は定番の手順です。しかしここで問題になるのが「インクがにじむかどうか」です。耐水性のないペンで主線を引いてから水彩で色を塗ると、線が溶けてにじんでしまい、作品が台無しになることがあります。
ピグマはこの問題を解決できる数少ないペンのひとつです。1982年にサクラクレパスが世界で初めて開発した水性顔料インキを採用しており、水性でありながら優れた耐水性を持ちます。耐光性にも優れているため、直射日光が当たっても色あせにくく、展示作品への使用にも適しています。
ピグマがコピックとの併用で強いというのが条件です。ただし完全ではない点も押さえておく必要があります。紙の種類によっては、一部のインクがにじむ場合があります。特にケント紙以外のコピー用紙などを使う際は、使用前に端で試し書きしてにじみを確認する習慣をつけると安心です。
コピックとの組み合わせで線を選ぶ場合は、「ピグマ」か「コピックマルチライナー」の2択が定番です。どちらを選ぶかはインクの濃さの好みに依りますが、ピグマのほうが黒がくっきり濃く出る特性があります。
参考:耐水性ミリペンとコピックとの相性を詳しく解説しているサイト
【最新版】ペン画に最適な耐水性ミリペンおすすめ比較 - 絵画教室録
ピグマを初めて購入しようとするとき、「どの太さを何本揃えれば良いかわからない」という悩みはほぼ全員が通る道です。試しに1本だけ買ってみたら思っていた太さと違った、という経験をしてから揃え直すと、費用も時間も余分にかかります。購入の前に知っておくと損をしないポイントがいくつかあります。
まず、在庫切れの太さが出やすいという現実があります。005や003のような細い番手は人気が高く、実店舗では品切れになりやすいです。特に画材コーナーの小さな店舗では、全種類が揃っていることは少ないです。必要な太さが決まっているなら、通販で確認するのが確実です。
次に、購入時の本数コントロールについてです。プロの漫画家でも愛用者は1種類の太さを最低10本ストックすることがあります。ピグマはインクの持ちが良いペンですが、使い続けることでペン先が磨耗したり乾燥したりしてインクが出にくくなる場面があります。自分の描く量や頻度に見合った本数でまとめ買いするのがコスト面でも合理的です。
また、スキャナーとの相性という盲点があります。特に「003」のような極細の線はスキャンした際に飛んでしまいやすく、CMOSセンサーのスキャナーでは再現しにくい場合があります。プロも指摘しているように、CCDスキャナーでないと003の細線が消えてしまうリスクがあります。003を多用する予定があるなら、自宅スキャナーの方式を事前に確認しておく必要があります。
これだけ覚えておけばOKです。
購入場所に迷った場合は、まずAmazonか楽天市場で「サクラクレパス ピグマ」と検索し、必要な太さの単品またはセットを注文するのが最もシンプルな解決策です。在庫が安定しており、翌日〜翌々日には手元に届くため、「すぐ描き始めたい」という気持ちを止めずに済みます。
参考:初心者向けにミリペンの選び方とピグマの特徴をまとめたサイト
ミリペンおすすめ5選|人気2大派閥を徹底比較【初心者向け】