
小学生向けの漫画の描き方で人気の本は、コレ。
描けるようになりたい!なら読んでみて。超かんたん!しんもと流マンガキャラの描き方
登録者数90万人のYoutuberが書いた本です。
「顔を描いた風船をイメージして、キャラの顔を描く」という感じがわかりやすい。漫画の描き方を漫画で解説してるので、読みやすいのもポイント。
あと、実際に読んでみて、小学生にささると思ったのはコレ。
漫画解説本「漫画家庭教師なお先生」の7話目に、主人公の妹の小学生が、はじめて描いた漫画でツイッターに投稿し、いいねをたくさんもらうという話があります。
漫画家庭教師なお先生~新人漫画賞を獲るための簡単ストーリー創作法~
※妹の小学生が漫画を描く話は7巻
実は、投稿したタイトルとプロフィールにちょっとした工夫をしただけで、漫画自体が評価されたわけではないのですが…
漫画を描きたいという動機自体が、マンガを描いて面白いと言われたい!という人がほとんどだと思いますので、最初のうちはコレでよいのかも知れません。
ただ、小学生がネットにマンガ投稿って難しくない?
このとき、小学生の妹になお先生が教えた投稿の方法はこうでした。
たしかに十分かも。
デジタルツールでの制作が難しくても、原稿をスキャナーで読み取って画像化し、投稿することもできます。
※パソコンやスキャナー、画像加工ソフトなどが家にある場合。
さて、アナログで漫画を描くために必要な基本的な道具は、鉛筆、消しゴム、定規、そして画用紙やスケッチブックです。
これがあれば、マンガを描いて、投稿することが可能です。
漫画を描き始める際は、4コマ漫画から始めるのがおすすめ…とよく言われます。
4コマ漫画は、起承転結の構造で短いストーリーを作ることができ、漫画の基本を学ぶのに適しています。
でもこれって、結構ハードル高くない?
4コマにまとめるのって、けっこう高度な技術だと思うんです。
私は4コママンガって、「全然オチが面白くないな。うーんうーん…」って、ずっと悩んだりしました。
だってさ…「4コマ漫画の描き方」がこれですよ。
この研ぎ澄まされたフクちゃんの4コマ。
絵だけ見たら真似できそうですけど、これを1から作るとかハードル高すぎない?
なので、最初は起承転結にこだわらず、とにかく4コマぶんの絵とセリフを作って「マンガっぽいものを作る」ほうが良いかも知れません。
面白い漫画を作るには、魅力的なストーリーが欠かせません。小学生の皆さんは、自分の経験や想像力を活かしてストーリーを考えてみましょう。学校での出来事、友達との冒険、夢の中での不思議な体験など、身近な題材から始めるのがよいでしょう。
日記風とか小学校あるあるネタとかが、狙い目。
ゼロから想像でストーリーを作るよりも、実際に自分が体験して驚いたこととか、楽しかったと思ったこと、しんどかった、辛かったという出来事を漫画にするのも良いでしょう。
「あるある」だけだと弱いので、そこからスタートしてオチに持っていけるとなお良いですね。
あるあるからオチへの持って行き方の例
↓
関連)漫画のあるある展開崩しで、SNSマンガを描く方法
小学生が漫画を描く際、ゲーム感覚で漫画の練習になる、独自テクニックをいくつか紹介します。
これらのテクニックを楽しみながら実践することで、漫画の描き方の基礎を無理なく身につけることができます。また、友達と一緒に取り組むことで、互いに刺激し合いながら上達することができるでしょう。
こちらは、小学校2年生が描いたマンガを添削している例です。
小学生もマンガを学びたい!お子様でも楽しく確実に! - 漫画スクール☆はまのマンガ倶楽部
マンガスクールの宣伝用なのですが、添削後はそれっぽくなっていますね。
たぶんこの子は、めちゃめちゃ自由に考えてコマ割りも変則的なものにしたんでしょう。でも読みづらい。
読みづらいけども、その工夫は素晴らしいと言ってあげたい。
ある程度は漫画の基本法則に従って、中身で勝負するのが良さそうです。