魅力的な「キャラ顔」の描き方

魅力的な「キャラ顔」の描き方

漫画のキャラの顔を、喜怒哀楽の細かいレベルで解説している本。顔のパーツをどう動かせば細かい感情が伝わるかを調べるのにいい感じ。「最高のイラストを作り出す!」シリーズの第一弾

魅力的な「キャラ顔」の描き方

魅力的な「キャラ顔」の描き方
最高のイラストを作り出す! 魅力的な「キャラ顔」の描き方

 

  • 顔の描き方に特化して解説
  • 同じキャラの違う表情を解説
  • kindleアンリミ対象で気軽に読める

 

キャラの表情に関しては、この本が一番網羅されてる感じ。

 

キャラの表情

 

よくある「喜怒哀楽」をもう一段階掘り下げて、同じ笑うにしても「静かに笑う」「ニヤリと笑う」「高笑い」などのバリエーションを見本つきで解説。

 

さらに秀逸なのは、「快活なキャラ」とか「おとなしいキャラ」とキャラを固定して、表情だけ変えたパターンを紹介している点。キャラ固定の別表情って、他の解説本だとないんですよね。同一ページ内のキャラはひとりの作者が描いているっぽいです。(イラストレーター自体は複数参加)

 

コメントにも「かゆいところに手が届ききらない感じ」とあるように、さすがにキャラタイプ別の表情全網羅とはなっていません。ただ、現行の表情解説本の中では、辞書的に使うにはいちばんの本だと思いました。
アンリミ本の中では、表情の描き方解説としてコレが一番でした。

 

サンプル数なら、デジタルイラストの「表情」描き方事典 想いが伝わる感情表現53 (デジタルイラスト描き方事典)のほうが多いんだけど、同一人物の別表情というのがなくて、全部別人物になってる。でもそれだったら、ネットの画像検索とかでも出てきそうだからなぁ。

 

やっぱ同じキャラで、感情だけ変わる表情がまとまっているという点で、手元に置いておきたい本。

 

試し読み

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