漫画の雲の描き方 種類は?漫画家の空を描くテクニック

漫画の雲の描き方 種類は?漫画家の空を描くテクニック

漫画における雲の描き方とそのテクニックを詳しく解説します。基本的な形の取り方から、季節ごとの表現まで幅広くカバーします。あなたの漫画に生き生きとした空の表現を加えたいと思いませんか?

漫画で雲を描く方法

漫画の雲描画のポイント
🖌️
基本形状を押さえる

球体や楕円を組み合わせて雲の基本形を作る

🎨
立体感を出す

光と影を意識して雲に奥行きを持たせる

🌤️
季節感を表現

季節ごとの特徴を捉えて雲の形状や配置を変える

kindleアンリミ無料

漫画の雲の基本的な形の取り方

雲

 

漫画で雲を描く際の基本は、シンプルな形から始めることです。雲の基本形は、複数の球体や楕円を組み合わせたものと考えるとよいでしょう。まずは大きな塊を描き、そこから細かい部分を追加していきます。

  1. 大きな楕円形で全体のシルエットを描く
  2. 球体を組み合わせて、もこもことした質感を表現
  3. 輪郭線は必要最小限に抑え、柔らかさを表現

 

と、これが定番の描き方らしいんですが、そんなの描けない!

 

というわけで、雲はAIかクリスタの素材・ブラシで代用します。

 

クリスタの雲素材

まず雲ブラシ。

 

漫画に合いそうなモノクロの雲ブラシだと、こちらが良さそう。

 

かんたん押すだけ雲ブラシ 無料

 

雲ブラシ

 

無料というのが良いですね。

 

もう一個はこれ。

 

すぐデキル雲 50clippy

 

すぐデキル雲

 

「雲ブラシ」っていう名前じゃないんで探しづらかったんですけど、漫画に使う雲だと、バリエーションが出せて一番優秀そうでした。

 

次に、画像素材を。ペタッと貼りつけるだけなので簡単。でも、同じ漫画に二回使うと「あれ、さっきも出てきたな」ってバレる感はあります。

 

空トーン5 10clippy

 

雲トーン

 

これ、なかなかいいんじゃないでしょうか。3点のみですがお安いし、漫画とも合いそう。

 

このシリーズは空トーン1~5まであるので、全部集めても50clippyです。

 

雲ブラシの使い方

  1. 新規レイヤーを作成し、空のパースを意識しながら雲の輪郭を描きます。
  2. 「雲ブラシ」を選択し、明るい色で大きめのブラシサイズを使ってポンポンと叩くように描いていきます。
  3. 奥行きを出すため、遠くの雲ほど小さく描きます。
  4. 影をつけるために、暗い色で雲の下部分を塗ります。
  5. 「ぼかし」「指先」ツールを使って、雲の輪郭をぼかし、自然な印象に仕上げます。

 

さらに気をつけると良くなるポイント

 

  • 空のグラデーションを作成し、雲との調和を図ります。
  • 遠近感を出すため、遠くの雲ほど影も薄くします。
  • 雲の流れや形状に変化をつけ、自然な印象を与えます。
  • 光源を意識し、雲の明暗をつけることで立体感を出します。

 

AIで雲を描かせる

このページの冒頭の雲は、画像生成AIで描かせたものです。

 

Gemini Imagen3で、
「日本の漫画の画風でモノクロ線画で、雲を描いて。」と入力しました。

 

ちょっとリアルすぎるな…という場合は、「日本の漫画の画風でモノクロ線画で、雲を描いて。デフォルメされた形状で描いて。」で、それなりに漫画っぽいものを出してきます。

 

デフォルメされた雲

 

Gemini Imagen3を無料で使う方法は、こちらを参考にしてください。

 

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